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てんかんに伴う記憶喪失のタイプ

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脳の神経活動は微弱な電気信号のやり取りによって行われているが、その電気信号に於いて突発的な放電或いはその信号に手違いが起こり、一時的に正常な人間活動が出来なくなる状態のことを”てんかん”といいいますが、てんかんにも主に2タイプの記憶喪失が伴います。
まずはてんかんの症状に於いて誰しもに起こる、言わば広義の記憶喪失。
発作中は身体の痙攣や強直、突然会話や動作が停止したり眼球が不正常に動いたりと色々な症状を示しますが、それら症状の出ている間の記憶は一切残らず当然覚えていないのです。
ただ、状況としては気絶や失神或いは睡眠中の記憶がないようなものであり、何かしら重大な記憶の障害というよりは、結果的に一過性の健忘のようなものです。
そもそも記憶をなくした訳ではなく実際その間の記憶自体がないだけであって、深刻に心配しなくても大丈夫なのです。

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もう一つが難治性てんかんに於いて外科的手術をした際に伴う記憶喪失です。
その手術に依って海馬を摘出する事があったが、海馬とは人間の記憶を司る脳に於ける重要な器官です。
それを全摘出してしまえば、手術以前の記憶のみならずそれ以降の記憶形成にも重篤な影響を与えることになりますが、現在では部分的な摘出或いは切除で充分にこれまで以上の治療効果を発揮出来るようになり、記憶に纏わる不安も随分払拭出来たと言えます。
他にもてんかんの誘因として薬物や腫瘍が関わる場合もあり、その際はまた違った要因から記憶に影響を及ぼすことも考えられますが、それらを勘案せずに総じて見れば、一時的な記憶の欠落は必ず起こるものの、その後の生活に重篤な影響を与えるものでもありません。
また、手術を施した場合も予後は良好な部類と言えます。
故に、てんかん=記憶喪失という過度の不安は抱かなくて良いのです。

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